どうも皆さん、こんにちは
勝手に魂使いにされていた、たましいはさんです。
今回はヤツハAA(魂)の解説をします。
社交魂…なんだこれは……
某一門の弟子の方を4/3大口対話不可で轢いたところ、ヤツハAA(魂)を教えて欲しいと言われ困惑しました。正直、こんな知見絶対一生役に立たないから必要ないと思います。が、私以外に魂のこと書きそうな人間が居ないのも事実で…
私が知っていることを放出することで何処かの誰かが新たな発見をするきっかけになればと思い、書きました。
こんなしょうもないTier6の魂のことを検証する相手などおらず、魂を使っている人もおらず、そもそも検証する必要もないので、ここに書いたことは全て私の独断と偏見と思い込みの産物になります。間違っていたらごめんなさい。
1.魂の強み
1-1.対応不可に対する回答を持つ
魂の強みの一つに対応不可を持った攻撃への回答を持っていることが挙げられます。
『彼女に取っての自我と決意』は使用済みであるとき1度だけ他のメガミの通常札を手札から捨てることで対応しないで打ち消すことが出来ます。このため、対応不可を持った攻撃、『暁』のような対応そのものを無力化する攻撃を打ち消すことが可能です。
1-2.高打点の対応不可攻撃とオーラを削る行動札によるパズル勝利
『深淵の大口』は『昏い顎』を完全態に変換することで得られる通常札です。
『深淵の大口』はライフダメージだけが伸びる『昏い顎』とは異なり、オーラダメージも鏡映数に応じて加算されます。完全な対応不可を持っているので『盟約』、『意志』など相手のオーラを減らす行動札と合わせて、相手に対応させること無く桜花結晶パズルだけで勝利ルートに繋げることができます。
1-3.認知度が著しく低い
毒魂(生きる道が1ターンになるコンボ)、塵魂(終焉の影が蘇ってもデッキが残るコンボ)を除けば、控えめに言って鏡の下位互換であるため、使用されることはほとんど無いです。つまり、眼前構築の段階では相手にデッキが読まれにくく、相手のテンプレ構築を吊り出しやすい傾向にあります。秘密裏に事前検証しておくことで対策を組みやすいです。
1-4.公式カードリストpdfの情報が足りていない
https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/dl/event_cardlist.pdf
公式のカードリストpdfはこちらになります。ヤツハ自我と書いてあるところが魂のカードリストです。
・桜降る代の旅路とは何でしょうか?
・家路を解決とは何でしょうか?
・完全態とは何でしょうか?
・完全態のカードリストはどこにありますか?
大事な大会に向け念には念を入れ、お守り代わりに印刷して用意しておいたカードリスト、ミスの許されない重要な盤面で見落としがないかカードリストを取り出し最終チェックのつもりが 何 も 分 か ら ん
公式ページのカードリストには全部あるんですけど…大会中にスマホ取り出してチェックってルール上ダメなんですよね…気が動転してうっかり大ミスやっちゃいそうですね
大規模な大会は強靱な精神力も求められるので、これは十分強みになると考えてます。
2.カード解説
2-1.『昏い顎』『深淵の大口』
『昏い顎』鏡映数を参照して威力が上昇する攻撃札です。対応不可(通常札)を持っていますが、切札の対応によりフレア、オーラの値を変えて鏡映数を減らし軽減されやすい弱点を持っています。完全態『深淵の大口』に変換することで完全な対応不可を獲得するので鏡映数を減らされる心配が無くなります。
『昏い顎』は最小3/1~最大3/4、『深淵の大口』は最小2/1~最大5/4ですのでライフで受けた場合のダメージは同じです。『昏い顎』を『深淵の大口』に変換することによるリーサル打点の向上はほとんどありません。対応不可を得たことで"うっかり"鏡映が揃って勝つことが変換する目的になります。
完全態に変換するには4フレアを消費して『彼女にとっての自我と決意』で変換するか2フレア消費して『色づく世界』から家路にたどり着き『彼女に取っての桜降る代』で変換する必要があります。つまり、相手がフレアを消費しないかぎりフレアで鏡映は揃わないです。そのうえ、相手が多めにライフ受けをしてライフが劣勢になるように保つことでライフの鏡映も揃わなくなります。オーラ鏡映のみ『深淵の大口』3/2攻撃より高い威力を狙うならば、何らかの方法で相手のフレアを減らし、相手の攻撃をライフ受けして早めの再構成でライフ劣勢にする必要があります。完全態のカードには相手のフレアを減らす効果を持ったカードがあるので、魂単体でこれを満たすには『彼女に取っての桜降る代』で複数の完全態カードを用意する必要があります。
2-2.『星の爪』『星震の鉤爪』
条件なしの3/2攻撃 対応不可(通常札)は合わせるメガミの打点を補助する目的として最も強いです。特に山札1巡目は、先に『星の爪』を使用することで、オーラ受けを選んだときに『昏い顎』で3点以上受ける可能性があるので、ライフ受けが選択される事が多いです。デメリット効果である自オーラ→相フレアを活用し、あえてフレアを与えることで『壬蔓』や『ウバラザキ』を再起させない運用が可能です。
一方、『深淵の大口』を狙う場合は相手にフレアを献上してしまうため相性が悪いです。山札1巡目に1回だけ使用してライフを取り、直後に『契約』『意志』などを活用して与えてしまった分のフレアを無かったことにします。
『星震の鉤爪』に変換すると相手のフレアを減らす優秀なカードになりますが、威力は2/1に減るので火力補助としては弱体化します。『彼女に取っての桜降る代』で複数枚変換する場合、『深淵の大口』の多鏡映を狙うためのフレア破壊カードとして活用します。
2-3.『幻影歩法』『幻影連携』
『幻影歩法』で4間合に合わせて攻撃札をまとめて使用し、ライフを取るのが基本運用のカードです。組み合わせるメガミ次第では、間合1に合わせて『残滓の絆毒』、間合0で間合を減少させることで間合を増やす対応札を無力化し『ゆらりび』を当てる、対応『鳶影』『幻影歩法』など特有の活用方法があります。
『幻影連携』に変換することでデッキ内に2/1攻撃札が1枚増えるのでリーサル打点が向上します。『彼女に取っての桜降る代』で複数変換し『深淵の大口』を狙う場合、4間合に向かうときにこのカードを使用する都合上、相手は対応とダメージの受け方で鏡映数が大きくならないように事前に対処することができます。このため、あえて公開せずに思い出から『幻影歩法』を引き、貰える集中力で鏡映を調整するほうが有効になりやすいです。
2-4.『意志』『決意』
山札1巡目は相手が宿しを行ったら、それをオーラに戻しつつ自分は宿し、差分基本動作2回分の用途で、それ以降は相手のオーラを減らして攻撃をライフに通す、鏡映パズルの調整用、1オーラ回復する対応札として活用します。『月影落』など大きい切札をライフに通す、毒、鋸といった1オーラの価値が高いメガミなど、合わせるメガミが1オーラ減らす事に価値がある時に採用しても良いカードになります。
完全態に変換すると『決意』になります。鏡映数さえ合っていればなんでも打ち消しつつオーラも回復する強力な対応札として機能しますが、相手ターン中であるため意図的に鏡映数を減らされます。このため、『決意』で打ち消す対象となる攻撃はオーラダメージが2以下(鏡映数1まで)となります。特に『刻み刃』のようなオーラダメージ1の攻撃に対して強く、鏡映数に関わらず打ち消せるので常にオーラ回復のおまけが付いてきます。
2-5.『契約』『盟約』
『契約』は相手のフレアを奪い、鏡映が揃いやすくするカードです。しかし、単体ではそのままフレアを返却することになるため、基本的には山札1巡目に『星の爪』を使用、ライフ受けが選ばれ相手に3フレアも貯まるので『契約』でフレアを奪います。2巡目以降は『深淵の大口』の多鏡映への対抗として相手がフレアを溜めるのを阻害するために活用します。切札で全てフレアを使用されると無力になるので1オーラ回復するための対応札として活用するには不安定です。
完全態へ変換すると『盟約』になります。相フレア→自オーラは元の『契約』と同じであり、もう一方の相オーラ→自フレアがメインです。基本的に『深淵の大口』サポートカードなので『彼女にとっての桜降る代』による多変換前提の運用になります。これ1枚で相手のオーラを減らして『深淵の大口』がライフに通るようにしつつ、自分のフレアを増やしてフレア鏡映が一致しやすくする働きをします。対応札としては相手の資本を減らして自分の資本を増やす対応札であるので『開方冥式切取法』に対する一つの回答になります。
2-6.『鏡の悪魔』『本当の怪物』
なんか…こう…すごいんだけど…向こう側とか欲しいんですが…
ゲームを短期決着にさせる効果であるため、機構揃えてNターンで勝利みたいな計画を立てるクルルや音矢2流し357ミハテで展開の遅いミソラ、ゲーム展開速すぎると赤幕N点の計画や終幕が間に合わなくなるカナヱや錬成完成するまでちょっと待って欲しいハガネなどに対して時々刺さることがあります。
完全態へ変換すると『本当の怪物』になります。適正間合も伸びてライフに当たれば相ライフ→自ライフで3点差も付くので相手のオーラを削りつつ全力行動が出来るような組み合わせならば積極的に変換したいですが、『彼女にとっての自我と決意』で事前に交換しているとバレているので対処されてしまいます。基本的にはライフに当たりそうなターンに『彼女にとっての桜降る代』の効果で思い出領域の『鏡の悪魔』をいきなり変換して、すぐに『本当の怪物』を使用する動きが対策しづらいので有用です。
2-7.『見知らぬ世界』
魂の強みの一つであるデッキ圧縮カードとしての運用が出来ます。山札が6枚になる事で手札2枚で溜め込むターン、手札全てをまとめて使い切り0枚のターンどちらで再構成を行っても偶数再構成でデッキを引き切れるようになるため、特定のカードが引けずに勝てない問題を解決出来ます。『星の爪』『昏い顎』2枚または『幻影歩法』を加えた3枚に合わせるメガミの強いカードだけを入れて良質な6枚デッキで構築が出来るので高火力のデッキに仕上がります。
それ以外の活用法としては山札1巡目に間合7、8まで届くような全力攻撃を『見知らぬ世界』破棄時2前進から手早く当てられる(7間合の場合は見知らぬ世界をオーラから納め前進する)、裂傷を受けたターンに展開することで裂傷ダメージで空いたオーラをすぐ補充できる、相手ターンに破棄時の前進をする事で遠心の達成を困難にするといった活用法があります。
2-8.『色づく世界』
破棄時に切札『色づく世界』を獲得します。使用済効果により毎ターンの開始時、現在地点の旅路効果を適応して時計回りに1マス進行します。未使用に戻った場合、その地点で旅路がとどまり続け、再度『色づく世界』を使用済にすると旅路が再開します。ゲーム中、既に一度旅路へ出発していると使用時の「旅路へ出発する」は適応されません。
家路を活用しない場合、旅路の基本的な運用方法はリーサル前ターンに使用して、次のターンに手札5枚になるよう旅路に出発します。デッキ6枚の内の手札5枚、純度の高い攻撃札打点で勝利を目指します。
旅路の各マス毎の説明
・『1ドロー』
シンプルに手札が1枚増えるので手札5枚でリーサルを狙うのに使用されます。この地点から出発することで1ドローと次の1集中力を貰える2フレアの強力なスカーレットイマジンとして活用できます。山札が無いと1焦燥を受けるので、山札を操作できるシンラが相手の場合は相手ターン開始時にドロー出来るように開始地点を選択します。
・『+1集中力』
書いてあるとおりで特に言うことはないです。開始フェイズ開始時の処理が複数存在する時はターンプレイヤーが順番を選べます。例えば相手の『可能性の枝』展開中、開始フェイズ開始時に集中力を先に貰って境地になり『可能性の枝』に対応『雅打ち』といったちょっとした小技があるぐらいです。
・『あなたか相手の付与札を1枚選び納を+1するか-1する』
初見ぶっ殺しゾーン、ヤマザキ春のオジテク祭り開催
納を±1する事による持続ターンの変更、及び偶奇がズレる(破棄されるターンの自分ターン、相手ターンが入れ替わる)ことを悪用します。
・ユリナ
自分の『気炎万丈』納5は2ターン持続する
相手の『圧気』納3は自分のターン開始時破棄で安全が確保できる
自分の『癇癪玉』納2は実質対応で使用したのと同等、1/-『天音揺波の底力』
・サイネ
『無音壁』納の増減はオーラ1個の価値
自分の『伴奏』納4で2ターン対応不可無効
相手の『遺響壁』納3で破棄時効果を無力化
・トコヨ
自分の『晴舞台』納1で実質即破棄
・オボロ
相手の『虚魚』納2で両矢印化誘導消滅
・ユキヒ
自分の『ひらりおり』納5はライフ受けダスト枯らしでの対処が不可能、2/2攻撃2発は確定
・シンラ
1ドローから出発、次ターン『立論』『反論』で山札無くし、『引用』で手札1枚にして実質即破棄『壮語』3焦燥
自分の『皆式理解』『使徒』納1で2/2を2連射
・チカゲ
自分の『闇昏千影の生きる道』納3、1ターン守るだけで勝利
・クルル
自分の『もじゅるー』納4、基本動作ステップ対応を2ターン継続
・ライラ
相手の『円環輪回旋』『大嵐』を1ターン短縮
・ウツロ
相手の『虚偽』を1ターン短縮
相手の『終末』でスキップされるのは相手の開始フェイズ
・コルヌ
『霜の茨』持続ターンが増減する
・ハツミ
相手の『波呼び』に+1して1回だけ順風1/-を緊急回避
・ミズキ
相手の『戦場』を1ターン短縮
・メグミ
全ての付与札が影響を受ける
・カナヱ
自分の『封殺』もう1ターン継続
・カムイ
自分の『血飛沫』+1は相手オーラ1個分の価値
『阡』増減は勝利ターンが1ターン変動する
・レンリ
相手の『ロルレロラルロ』納2で無力化
・アキナ
相手の『直接金融』納3は1/0のターンと投資券になるターンがかみ合わなくなる
・シスイ
『桑原志水の死に所』の納が増減する
・ミソラ
自分の『ツクモノクモ』納2で相手ターンの間合も固定される
相手の『カカゲルカゲ』納2で封印カードを素早く返却、再構成で山に入る
相手の『ミソラノソラ』納3で相手ターンも継続させ、後退することで相手をレンジロック、自オーラ→間合を有効活用させない
・『捨て札、伏せ札をデッキの底に戻す』
デッキが6枚になっている都合上残りデッキ枚数が薄くなりやすく、残りデッキ0枚もしくは2枚の時にこの地点から旅路を開始することでこのターン使用したカードをデッキに戻し、次のマスの1ドローと通常の開始フェイズドローで戻したカードを再び使用出来ます。2ターン連続で使用して強力な『刻み刃』などが筆頭に挙がります。
・『家路』
手札を1枚まで残して他全部を思い出に送ります。展開中の付与札があるなら破棄時処理を行わず思い出に送るため、『風舞台』で破棄時の-2オーラを踏み倒しつつ0間合で安全を確保することが出来ます。
『残響装置:枢式』の「終焉の影が蘇る」による通常札をゲーム外にする処理に思いで領域は含まれていないため家路処理後に終焉の影が蘇ることで通常札を残しつつ、追加で通常札3枚も獲得出来ます。
家路処理後の次のターンは山札が無いため、開始フェイズの2ドローによりカードを引けないだけでなく、2焦燥を受ける事になります。基本動作にして4回分も損するので何らかの工夫が必要になります。大半のメガミで可能な対処法は1枚だけ残す手札を対応を持つカード(魂のカードは変換したいので合わせるメガミのカードである事が望ましい)にすることで、相手ターンの適当な攻撃に対して対応を打ち、持ち越した手札1枚を捨て札にします。2焦燥のターンに再構成をする事で1ドロー1焦燥になり基本動作にして2回分の改善が見込めます。また、『夜山恋離のなれの果て』による、『刻まれし衣』の『完全論破』を事前に使用しておくことで開始フェイズには『我望』になっているため、再構成ダメージも焦燥ダメージも受けなくなります。
2-9.『彼女にとっての桜降る代』
家路の処理で『彼女にとっての桜降る代』を獲得します。使用時に思い出領域から1枚引き、以降ドローする際には山札、思い出好きな方から引きます。つまり、開始フェイズの2ドローは1枚目を山札から引くことを選択し、その結果をみて山札、思い出どちらから2枚目を引くか選べます。また、ありとあらゆる「カードを引く」行為に対して思い出から引くことを選べるので『四季はまた巡り来る』や『バックステップ』、相手の鬼謀『壮語』破棄時効果など、思い出から引くことを選べます。
思い出領域から引いた魂の札は公開することで完全態へと変換出来ます。テキストの構造的に使用済み効果に見えますが、これは総合ルールにて定義された「<思い出>から<手札>へカードが移動する場合、その領域に紐付けられたプレイヤーはそのカードを公開しても良い。そうした場合、そのカードの使用者がヤツハであるならそのカードを完全態にする。 」の補足書きですので使用時の1ドローも完全態へ変換出来ます。
思い出領域と『彼女にとっての桜降る代』の使い方は主に2通りあります。
1つ目は、デッキを不要なカードと必要なカードに分け、不要なカードをコストに再構成を行い、必要なカードを毎ターン使用する用途です。旗魂の『神霊オウカ』を連打するデッキがこれに相当します。
2つ目は、デッキに魂のカードを多めに構築し、完全態へ変換して鏡映を揃えた『深淵の大口』を高打点でライフに通して勝つデッキです。完全態へ変換することで利得の高いカード群と優秀な対応が得られ、ゲーム中の再構成ダメージが少なく相手のフレアを奪うため長期戦に向いています。遺物(『神授』の更新が厳しい)、衣と魂の組み合わせがこれに相当します。
2-10.『彼女にとっての自我と決意』
1枚を完全態へ変換し、以降手札から他のメガミのカードを捨てることで1度だけなんでも打ち消せる切札です。カードの使用では無いため終端のカードを使用した後でも打ち消しが可能です。
『月影落』のような消費フレアの大きい強力な一撃、『炎天・紅緋弥香』『全知経典』といった対応不可でデッキの中心になるカード、(これが採用されることはないとは思うが…)『暁』を唯一打ち消せるカードとして採用します。
『結末の果実』、最大の『錬成攻撃』といった「打ち消し不可」の攻撃には無力です。
魂に合わせるメガミの打点補助として『星の爪』『昏い顎』『幻影歩法』を採用し『見知らぬ世界』でデッキを圧縮、『深淵の大口』か『幻影連携』のどちらかを変換して純粋な打点で勝ちきるデッキで採用することがあります。『阿吽』『問答』に強みが集約され、圧縮の価値が高い心魂がこれに相当します。
3.最速帰宅
塵魂のようなライフ5までは無償な例外を除き、『彼女にとっての桜降る代』を前提とする構築は、早期に旅路を終わらせる必要があります。どの組み合わせでも可能な展開は5ターン目に『彼女にとっての桜降る代』が使用出来ます。
・1ターン目
『見知らぬ世界』を使用、1/7で引けなかった場合伏せ宿し
・2ターン目
集中力と伏せ札で2宿し、『意志』を構築している場合は相フレア→相オーラ、自オーラ→自フレア
1ターン目に引けなかった場合、『見知らぬ世界』をゲーム内から納めて即破棄
『色づく世界』を使用、捨て伏せ札を戻すマス、もしくは1ドローのマスから旅路を開始
・3ターン目
捨て伏せ札戻しから旅路に出発した場合、事前に計画していた通りの5枚が確定で手札に揃う
魂のカードを多く採用する場合、『幻影歩法』『星の爪』『昏い顎』『契約』を使用し、家路の処理で手札に残しておきたい1枚を持ってターンを終える。
1ドローから旅路に出発した場合、ここで再構成を行う。家路までに必ず1回再構成を行う事になるため損失はない。手札5枚、残りの1枚がどのカードになるか確定しないが、このルートでは、このターン使用したカードを次のターン、もう一度使用出来る。手札2枚を残し、次のターンに確定した4枚が手札に揃うようにする。
・4ターン目
捨て伏せ札戻しから出発した場合、ランダムな2枚と家路で残したい1枚が手札にある。このターンに切札を使用する計画を立てておくと手札は全て基本動作として数えても問題ないため引きによるばらつきがなくなる。残す予定の1枚だけを持ってターンを終える。
1ドローから旅路に出発した場合、旅路の効果でもう一度使いたいカードを戻しておき、このターンに確定した4枚が手札に揃う。家路で手札に残したいカードだけを持ってターンを終える。
・5ターン目
山札が無く、開始フェイズの2ドローで2焦燥を受ける。
手札に残しておくカードを対応札にする事で、相手ターンに対応で使用して捨て札にしておき、このターンの開始フェイズに再構成を行う事で手札1枚と1オーラ分の利得が得られる。
『彼女にとっての桜降る代』を使用して思い出から1枚引く。このターンが最もオーラを回復出来ない危険なターンになるため、『意志』か『契約』を構築している場合は完全態に変換してそれを手札に加える。
4.基本構築
4-1.構築の基礎
魂には切札が『彼女にとっての桜降る代』1枚しかありません。そして、この切札は相手のメガミを見て入れるか検討するカードであるため、事実上魂の持つ切札は0枚であり、他のメガミの切札3枚でデッキとして成立することが、魂に組み合わせるメガミに求められます。
『見知らぬ世界』の6枚デッキ、思い出圧縮による特定カードの連続使用、完全態へ多変換デッキ、どのデッキにおいても他のメガミの通常札の構築枚数は少なくなる傾向にあります。少ない通常札でデッキとして成立するメガミと相性が良いです。
まとめると、魂と相性の良いメガミは、
・切札枠が多いほど強くなる
・通常札の強さに偏りが大きい
このようなメガミになります。
4-2.家路を行わない構築
組み合わせるメガミに優秀な間合調整カードがあるなら『幻影歩法』と入れ替えます。
4-3.完全態デッキ
『本当の怪物』も強力であるため入れ替えることもあります。間合は基本動作でもよいため『幻影歩法』、打ち消したい攻撃を相手が持っていないと『意志』が抜けやすいです。
後書き
以上が魂の概論になります。最後まで読んでくださりありがとうございました。
魂のこと研究している方が全くおらず、私自身このメガミについてよく分かっておりませんので、実は研究してるよという方がいましたら教えてください。
この記事の画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から拝借しております。
URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html