しいはさん は 頭 リコラピ

桜降る代に決闘を、異世界ギルドマスターズなどボードゲームをたしなむ人 晩夏の決闘祭4位 桜花の大交流祭2位、完全祭2024秋の陣優勝、新潟大規模4-1、起源祭2025冬の陣優勝、雷閣4-1

秘伝のタレが隠し味、行列のできるテンポ(ユリナA2/ホノカO)


おはこんばんちわ、いつも心にテンポをテンポの権化しいはです。

やっぱり心はいいですね、実家のような安心感があります。

 

リプに軽く当日のマッチ説明も付けてあります。

 

2025/08/30(土)桜降る代に決闘を新潟大規模大会にて心絆旗で4-1の結果が出ましたので、一番ボトムとして返されることの多い心旗を紹介します。

調べたところ先行文献がありましたのでこちらも紹介しておきます。

(個人的に)この二柱がアツい!心旗(ユリナA2/ホノカ) - Zicoのふるよに探検ツアー!

今回紹介する心旗は新基軸です。私が密かに練り上げた秘伝のタレご覧下さい。

 

心絆に関してはこちらの私の記事を参考にどうぞ。

thallya-enshinoh.hatenablog.jp

 

 

 

1.心旗の強み

1-1.相性面の改善

 対書、対衣、対薙の相性が改善されます。特に今シーズンは現在対策として使用される人が多かったです。

 対書は旗特有の書への強さにデッキを寄せることで、対衣は秘伝のタレ、対薙は『四季はまた巡り来る』『桜花のお守り』を活用することで『共鳴共振』『律動弧撃』に対する防御を上げ、『神座渡』を通しやすく出来るといった点で強みがあります。

 メタ対象外では、毒塵橇のようなリソース縛りのデッキに対する圧倒的リソース供給能力での対抗、2連射『この旗の名の下に』フレア奪取による大型切札の阻害能力などが上げられます。

 

1-2.隣のメガミの選択幅を広げる

 心旗Xの3柱は心旗の柔軟さゆえXの選択肢が広がる一方、どんなXを選択してもボトム(3柱の組み合わせの内最も弱くなる部分)が心旗に固定化されやすいという問題があります。裏を返せば心旗にちゃんと80点以上の出力を持たせることが出来ればXのチョイスを環境に適応させることで優位になります。

 特に今シーズンは方向性の全く異なる強さを持った兜、現在がトップになり、同時に対策する、または兜と現在が互いに対策し合うような3柱になった結果、選出が歪んでボトムがメタ対象以外相手で70点程度の組み合わせになる傾向が高かったです。

 今シーズン、環境メガミ全方向に対して一定以上の活躍が期待できる絆をXに置くことで80点で70点のデッキを倒す方針が立てられました。

 

1-3.どのタイミングでも『神座渡』が強く使える

 一般的に再構成前の『神座渡』は、直後の再構成で山札が薄くなり、連続で再構成して勝手にライフを失うので弱いとされています。

 心旗は再構成前の『神座渡』で山札の薄い再構成になっても、霊式シリーズを開花させることで開花後の霊式シリーズがすぐに引けるという強みもあります。

 例:山札0枚手札4枚(内一枚『突撃霊式』)で『神座渡』を使用、次ターン山札3枚の再構成で手札6枚山札1枚、『突撃霊式』を使用して山札が『神霊オウカ』+何かの2枚になり、次ターンに焦燥無し2ドローから速やかに『神霊オウカ』が振れる。

 

2.Ban基準の考え方

 基本方針として相手の3柱のボトムを返すことを意識しています。相手もボトムが返される事は検討していますが、あくまで対トップメタ想定であり、こんな組み合わせのことは事前検討していないでしょう。

 毒・・・返して良し。引いたカードを使うだけでアドバンテージが出るので毒による阻害を受けにくく、リーサル前は『神座渡』で毒ごと手札を溜め込み『突撃零式』込みでショットします。対応『遁術』が厳しいですが対応で『守護霊式』すれば問題ありません。

 橇・・・返して良し。オート凍結解除マシーン『阿吽』、凍結解除斬『問答』が凍結の全てを否定します。『阿吽』『この旗の名の下に』が決まると特殊勝利します。

 薙・・・返しても悪くは無い。『四季はまた巡り来る』『桜花のお守り』による防御が有効で、薙XのX次第になります。純粋なテンポバトルなら勝つでしょう。

 書・・・返して良し。旗がもともと書に有利を取っているので多少心の主張を抑えて純粋な旗としてプレイを心がけます。

 絡・・・ものによる。『どれーんでびる』だけ活用したシステムデッキはデッキとして主張が強いので厳しいですが、機構を活用した絡は『問答』山焼きのカモです。

 古・・・返す。従来の心旗では勝てないと思っていました。秘伝のタレにより相性が改善され大型切札に対抗出来るようになりました。

 衣・・・返したくはないが返すのも一考。対古と同じく秘伝のタレが有効でした。『阿吽』展開を見てから『夜山恋離のなれの果て』を展開して『完全論破』を構える手段に『この旗の名の下に』で延長かけることで対策できます。その後『指揮』を展開すると『阿吽』を速やかに誘発しつつ『完全論破』を回避出来ます。

 現在・・・隣のメガミ次第。ライフを取るための打点が『ちりまがい』に依存しているような現在ならば返せるでしょう。

 兜・・・返せない。研究の結果すこし光明が見えてきてはいますが未だ厳しい。

 鎌現在・・・勝てた。『桜の羽』『義旗共振』『桜花のお守り』の三枚セットが有効である事が分かりました。体力勝負ですのであまり返したくはないです。

 銃現在・・・多分無理、試していない。

 

 

 

3.心旗の弱みと秘伝のタレ

 一見悪く無さそうに見える心旗ですが某診療所も思わず「これは重傷だな」と言いたくなる弱みを抱えています。

 

 ①序盤にダストを供給する方法が無いので主張の中心であるはずの『阿吽』を展開しづらい。

 ②強靱なテンポを生み出すように見える『阿吽』『この旗の名の下に』を有効に機能させるには回数が稼げる序盤から仕掛ける必要があるが、ダストもフレアも足りていない。

 ③『問答』【攻撃後】効果で後退してから『突撃零式』に繋げたいが、そもそも『問答』を3オーラ受けすればお互い後退から打つ予定だった『突撃零式』の3オーラを受けなくなるので大人しくライフで受けるはずが無い。

 ④『神座渡』を使用すると数少ない防御手段である切札がなにかしら抜けている事がバレて、手札いっぱいのターンを迎えること無く敗北する。

 

 ***なるほど、これは重傷だな。***

 ***そこで2つの"特効薬"を用意した。***

 ①『義旗共振』は使用する度手札と本体をデッキに戻せるので自分の再構成が無限に遅くなり事実上のライフゲインが出来ます。相手はそれでは困るので攻撃するために前進します。このとき『義旗共振』の2/2攻撃によりダストが2つあるため間合5を踏めそうなタイミングでダストを利用し『阿吽』展開へと繋げられます。手札に残った『義旗共振』もといゴミは『四季は巡り来る』により霊式シリーズへと生まれ変わるので手札にはゴミが残りません。

 

 ②すなわち、序盤から積極的にフレアを溜めつつ『阿吽』も狙える盤面を作ればいいのです。先行の例なら1T宿し前進、2T『義旗共振』1ドローと手札戻し『義旗共振』戻しで山順を調整、3T『精霊式』で出たダストを纏い宿しと前進、4T『義旗共振』で手札と『義旗共振』戻し…以降『阿吽』が狙えるまでループ。これで『阿吽』の展開と直後『この旗の名の下に』をするためのフレアが捻出できます。『神座渡』から『この旗の名の下』を再使用する場合も1回目が無理なく打てているので成立しやすいです。

 

 ③『問答』をオーラ受け出来る原因は裏目が薄いことが原因で、『問答』+『一閃』でちょうど5オーラ、『突撃霊式』を使うには集中後退と手札後退要求で厳しいです。もしくは1オーラ軽減で『問答』『この旗の名の下』オーラ受けを想定しているためです。ここに『仄かなる輝き』を添えることでライフ2点貫通するので強い裏目を用意できます。

 

 ④③の理由から前向きに『桜花のお守り』採用が択に入ります。『神座渡』の際に『四季はまた巡り来る』が再起するので『桜花のお守り』『四季はまた巡り来る』を構えた防御が堅い状況を作りつつ次のターン手札6枚ショットが見えます。『桜花のお守り』によって手札を伏せると打点が下がるように見えますが、実際はデッキに仕事を旗した後のゴミが搭載されていますのでゴミと合体させることで打点の期待値を下げること無く『桜花のお守り』を使えます。それ以外の攻撃を質の高い攻撃で固めればデッキのゴミが増えても質の低下が気になりません。

 

4.構築と狙い

4-1.秘伝のタレ

・狙い

 1T宿し前進、2T『義旗共振』、3T『精霊式』纏い宿し…の説明した進行で2/2を飛ばし続けて相手に宿しをする猶予を与えないようにしつつ、事実上の山回復ライフゲインで相手に前進を強要します。『阿吽』展開から『この旗の名の下』まで繋げつつ霊式シリーズを『突撃零式』まで進め、『神座渡』で『突撃零式』込み6枚手札を目標に進行します。

 序盤の宿しの阻害と『この旗の名の下』によるフレア奪取でフレアが貯まりにくく鳴っているので古刀や衣などの対策になります。

 

4-2.干渉用ゴミ3投構築

・狙い

 相手の『ちりまがい』を過去にシュートするために干渉回数を確保しつつも『四季はまた巡り来る』の手札交換で有効札への交換も狙うようにし、ゴミが邪魔にならないように立ち回る構築です。適正間合の兼ね合いで『義旗共振』をずっと振ることは出来ませんので2Tに『義旗共振』で『うつろい』を、『四季は巡り来る』で『ちりまがい』を流したあとは、『桜の羽』前2歩でダストを作って『阿吽』展開と『この旗の名の下』フレア奪取を狙います。2間合着地後も『義旗共振』『再生』には干渉する仕事があり、『桜の羽』0間合へ逃げてからの『神座渡』も強力な選択肢になります。

 鎌現在などのライフをとるための手段が『ちりまがい』に依存しているような相手に有効です。『スピエル落し』だけじゃライフ4点しか取れないんですよ…

 

4-3.一般的なビート軸

・狙い

 一般的なビート軸になります。

 『義旗共振』も万能では無く、出たダストを相手が有効に活用出来る場合は逆に不利になります。例としては『阿吽』を展開してくる心や『かじかみ』『霜の茨』を狙ってくる橇が対象です。

 

 

5.このデッキで勝って証明してきました

 この記事を公開した直後の大会で優勝しました。全国大会常勝の娯楽屋会(新潟は優勝+ベスト4+4-1を4人の強豪)で3回とも心旗返しだったので証明完了です。

 

 

あとがき

 以上が心旗のデッキの紹介となります。ここまで読んでくださった皆様に感謝申し上げます。

 本当の意味での眼前構築をするには普段はゴミと思ってるカードにも注目して価値に気づけるようにしたいですね。たまには冷蔵庫に貼り付けられた『首切り』君の事も思い出してあげて下さい。

 

 この記事の画像は「ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME」から拝借しております。

 URL: https://main-bakafire.ssl-lolipop.jp/furuyoni/na/rule.html